Excel VBA の関数一覧表を設置しました。
はじめに
いろいろな関数があるので、一覧から確認できるようにしておいた方が良いと思ったので設置することにしました。一覧表の各関数名に詳細が掲載されてページへのリンクを付けています。
関数名が太字の場合は、サイト内の解説記事へのリンクになっています。リンク先に詳細が掲載されていますのでご確認ください。
まだ記事にしていない関数名については「Microsoft Docs Office VBA Reference」の該当ページへのリンクを付けています。
【関数一覧の使い方等】
・すべての関数が網羅されているわけではありませんのでご了承ください。
・一覧表の列見出し部分をクリックするとソートできるようにしています。
・分類については「関数 (Visual Basic for Applications)」の分類を参考にしました。
Excel VBA 関数一覧
※ 列見出しクリックで一覧表をソートできますのでご利用ください。
※ 関数名が太字の場合は、サイト内の解説記事へのリンクになっています。
| No. | 分類 | 関数名 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 1 | 数学 | Abs | 渡された値と同じ型で値の絶対値を返します |
| 2 | 数学 | Atn | 数値のアークタンジェントを返します |
| 3 | 数学 | Cos | 角度の余弦(コサイン)を示す値を返します |
| 4 | 数学 | Exp | e(自然対数の底)を底とする 数値のべき乗を返します |
| 5 | 数学 | Fix | 数値の整数部分を返しますが、負数の場合は 数値以上の最初の負の整数を返します |
| 6 | 数学 | Int | 数値の整数部分を返しますが、負数の場合は 数値以下の最初の負の整数を返します |
| 7 | 数学 | Log | 数値の自然対数を表す Double値を返します |
| 8 | 数学 | Rnd | 擬似乱数を含む Single値を返します |
| 9 | 数学 | Sgn | 指定した数値の符号を示す値を返します |
| 10 | 数学 | Sin | 角度の正弦(サイン)を返します |
| 11 | 数学 | Sqr | 数値の平方根を示す Double値を返します |
| 12 | 数学 | Tan | 角度の正接(タンジェント)を返します |
| 13 | 変換 | Asc | 先頭の文字に対応する文字コードを返します |
| 14 | 変換 | Chr | 指定した文字コードに対応する文字を返します |
| 15 | 変換 | CVErr | ユーザー定義のエラーに対する エラー番号を返します |
| 16 | 変換 | Format | 値を書式指定式の指示に従って書式設定した Variant (String) を返します |
| 17 | 変換 | Hex | 数値を 16 進数で表した文字列で返します |
| 18 | 変換 | Oct | 数値を 8 進数で表した文字列で返します |
| 19 | 変換 | Str | 数値を文字列に変換します |
| 20 | 変換 | Val | 文字列に含まれる数字を数値に 変換して返します |
| 21 | 文字列 | FormatCurrency | システムで定義された通貨記号を使用して、 通貨値として書式設定した文字列を返します |
| 22 | 文字列 | FormatDateTime | 日付または時刻で書式設定された 文字列を返します |
| 23 | 文字列 | FormatNumber | 数値として書式設定された文字列を返します |
| 24 | 文字列 | FormatPercent | パーセンテージで書式設定(末尾に%記号付加) された文字列を返します |
| 25 | 文字列 | InStr | 対象文字列内に指定文字列が存在するかを先頭 から検索し最初に見つかった位置を返します |
| 26 | 文字列 | InStrRev | 対象文字列内に指定文字列が存在するかを後ろ から検索し最初に見つかった位置を返します |
| 27 | 文字列 | LCase | 文字列内の大文字アルファベットを 小文字に変換します |
| 28 | 文字列 | Left/LeftB | 文字列の先頭から指定数分の文字列を返します |
| 29 | 文字列 | Len/LenB | 文字列の文字数またはバイト数を返します |
| 30 | 文字列 | LTrim | 文字列の先頭のスペースを取り除いて返します |
| 31 | 文字列 | Mid/MidB | 文字列の指定した位置から指定数分の 文字列を返します |
| 32 | 文字列 | Partition | 範囲内で指定数値が発生する場所を 文字列で返します |
| 33 | 文字列 | Replace | 文字列内の指定文字列を検索し置換します |
| 34 | 文字列 | Right/RightB | 文字列の右端から指定数分の文字列を返します |
| 35 | 文字列 | RTrim | 文字列の末尾のスペースを取り除いて返します |
| 36 | 文字列 | Space | 指定した数の半角スペースを返します |
| 37 | 文字列 | StrComp | 文字列を比較して結果を数値で返します |
| 38 | 文字列 | StrConv | 文字列を指定された文字種に変換して返します 全角/半角、ひらがな/カタカナなど |
| 39 | 文字列 | String | 特定の文字を指定数分並べた文字列を返します |
| 40 | 文字列 | StrReverse | 指定文字列を逆順に並べた文字列で返します |
| 41 | 文字列 | Trim | 文字列の先頭と末尾のスペースを取り除きます |
| 42 | 文字列 | UCase | 文字列内の小文字アルファベットを 大文字に変換します |
| 43 | 日付時刻 | Date | 現在のシステム日付を返します |
| 44 | 日付時刻 | DateAdd | 指定した時間間隔を日付に加算して返します |
| 45 | 日付時刻 | DateDiff | 2つの指定した日付の時間間隔を 指定する期間の単位数で返します |
| 46 | 日付時刻 | DatePart | 日付を評価し、特定の時間間隔を返します たとえば、曜日または現在の時間など |
| 47 | 日付時刻 | DateSerial | 数値で指定した年,月,日の日付シリアル Variant(Date) を返します |
| 48 | 日付時刻 | DateValue | 日付文字列を日付 Variant(Date) に変換します |
| 49 | 日付時刻 | Day | 指定した日付の日を整数で返します |
| 50 | 日付時刻 | Hour | 指定した時刻の時間を整数で返します |
| 51 | 日付時刻 | Minute | 指定した時刻の分を整数で返します |
| 52 | 日付時刻 | Month | 指定した日付の月を整数で返します |
| 53 | 日付時刻 | MonthName | 数値で指定した月を示す文字列を返します |
| 54 | 日付時刻 | Now | 現在の日付と時刻を示す Variant(Date) を返します |
| 55 | 日付時刻 | Second | 時刻の秒を整数で返します |
| 56 | 日付時刻 | Time | 現在の時刻を示すVariant(Date)を返します |
| 57 | 日付時刻 | Timer | 午前0時からの経過秒数をSingle値で返します |
| 58 | 日付時刻 | TimeSerial | 数値で指定した時,分,秒の時刻を含む Variant(Date)を返します |
| 59 | 日付時刻 | TimeValue | 指定日時の時刻Variant(Date)を返します |
| 60 | 日付時刻 | Weekday | 指定した日付の曜日を整数値で返します |
| 61 | 日付時刻 | WeekdayName | 指定した曜日を示す文字列を返します |
| 62 | 日付時刻 | Year | 指定した日付の年を返します |
| 72 | 型変換 | CBool | 式を Boolean型に変換します |
| 73 | 型変換 | CByte | 式を Byte型 に変換します |
| 74 | 型変換 | CCur | 式を Currency型に変換します。 |
| 75 | 型変換 | CDate | 文字列を日付型 (Date) に変換します |
| 76 | 型変換 | CDbl | 式を数値型 (Double) に変換します |
| 77 | 型変換 | CDec | 値を数値型 (Decimal) に変換します |
| 79 | 型変換 | CInt | 値を整数型 (Integer) に変換します |
| 80 | 型変換 | CLng | 値を長整数型 (Long) に変換します |
| 81 | 型変換 | CSng | 値を数値型 (Single) に変換します |
| 82 | 型変換 | CStr | 値を文字列型 (String) に変換します |
| 83 | 型変換 | CVar | 式をバリアント型 (Variant)に変換します |
| 84 | 情報 | Error | 指定したエラー番号に対応する エラーメッセージを返します |
| 85 | 情報 | IsArray | 配列かどうかを判定し Boolean値を返します |
| 86 | 情報 | IsDate | 日付時刻かどうかを判定し Boolean値を返します |
| 87 | 情報 | IsEmpty | 変数が初期化されているかどうかを判定します |
| 88 | 情報 | IsError | 式がエラー値であるかどうかを判定します |
| 89 | 情報 | IsMissing | オプションの Variant引数がプロシージャに 渡されたかどうかを判定します |
| 90 | 情報 | IsNull | 式に無効なデータ (Null) が含まれていないか どうかを判定します |
| 91 | 情報 | IsNumeric | 式を数値として評価できるかどうかを判定します |
| 92 | 情報 | IsObject | 識別子がオブジェクトかどうかを判定します |
| 93 | 情報 | TypeName | 指定した変数の型名(文字列)を返します |
| 94 | 情報 | VarType | 変数のデータ型を示す数値(Integer)を返します |
| 95 | 配列 | Array | 配列を含む Variant を返します |
| 96 | 配列 | Filter | 指定されたフィルター条件に基づいて、 文字列配列の配列を返します |
| 97 | 配列 | Join | 配列の文字列を区切り文字で連結して 作成した文字列を返します |
| 98 | 配列 | LBound | 配列の最小インデックス(Long)を返します |
| 99 | 配列 | Split | 区切り文字で区切られた文字列を 配列にして返します |
| 100 | 配列 | UBound | 配列の最大インデックス(Long)を返します |
| 101 | ファイル | CurDir | 現在のパスを表す文字列を返します |
| 102 | ファイル | Dir | 指定したファイルやフォルダの名前または ドライブのボリュームラベルを返します |
| 103 | ファイル | EOF | RandomまたはシーケンシャルInputで開かれた ファイルの終端に達した場合Trueを返します |
| 104 | ファイル | FileAttr | Openステートメントで開かれたファイルの ファイルモードを返します |
| 105 | ファイル | FileDateTime | ファイルの最終更新日時を示す Variant(Date)返します |
| 106 | ファイル | FileLen | ファイルのサイズをバイト単位で返します |
| 107 | ファイル | FreeFile | Openステートメントで使用できる次の ファイル番号を表すIntegerを返します |
| 108 | ファイル | GetAttr | ファイルまたはフォルダーの属性を表す Integerを返します |
| 109 | ファイル | Input | 開かれたファイルから指定した文字数の 文字列を返します |
| 110 | ファイル | Loc | 開いているファイルの、現在の読み込み位置 または書き込み位置を返します |
| 111 | ファイル | LOF | Openステートメントで開いたファイルのサイズ をバイト単位で表す値(Long)を返します |
| 112 | ファイル | Spc | Print#ステートメントまたはPrintメソッドと 共に使用し空白挿入で出力位置を調整します |
| 113 | ファイル | Tab | Print#ステートメントまたはPrintメソッドと 共に使用して出力位置を移動します |
| 114 | その他 | CallByName | オブジェクトのプロパティやメソッドを 動的に操作します |
| 115 | その他 | Choose | 引数のリストから選択した値を返します |
| 116 | その他 | CreateObject | ActiveXオブジェクトへの参照を作成して返します |
| 117 | その他 | DoEvents | プログラムが占領している制御をOSに返します |
| 118 | その他 | Environ | OSの環境変数の値を取得します |
| 119 | その他 | GetAllSettings | SaveSettingで作成保存した設定を一括取得します |
| 120 | その他 | GetSetting | レジストリ内のアプリケーションの情報から 指定のキー設定値を返します |
| 121 | その他 | IIf | 式の評価(TrueまたはFalse)に基づいて 2つの部分に対応する値を返します |
| 122 | その他 | IMEStatus | 現在のIMEの状態を示す整数値を返します |
| 123 | その他 | InputBox | ダイアログボックスにプロンプトを表示し、 ユーザーが入力した文字列を返します |
| 124 | その他 | MsgBox | ダイアログボックスにメッセージを表示し、 ユーザーが選択したボタンを示す値を返します |
| 125 | その他 | QBColor | 指定した色のインデックス番号に対応する RGBカラーコードを表す整数(Long)値を返します |
| 126 | その他 | RGB | 色のRGB値を表す整数(Long)値を返します |
| 127 | その他 | Shell | 実行可能プログラムを実行し、成功した場合は プログラムのタスク ID を返します |
| 128 | その他 | Switch | 引数リスト(式と値のペア)を評価し、Trueと評価 される最初の式に関連付けられた値が返されます |
おわりに
ひとまず一覧表を設置しました。関数名につけているリンク先URLは、今後変更していく予定です。
作っておこうと思った経緯は、サイト内で使用している関数やメソッドなどが煩雑のため、自分でも使いにくいと思ったからです。
この一覧表をもとにしてサイト内の整理をすすめていきたいと思います。
この一覧表が、少しでもみなさまのお役に立てたなら幸いです(^^;
サイト内で使用したサンプルはダウンロードできます
ダウンロードページへトップリンクは下のカードクリックでジャンプできます。
よろしければご利用ください!



