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VBA 色を操るRGB関数とQBColor関数を比較してみた

VBA 色を操るRGB関数とQBColor関数を比較してみた

Excel VBAの「RGB 関数」と「QBColor 関数」の違いについて解説します。
色指定には、どちらの関数を使ったらよいのか参考になればと思います。

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RGBとQBColorの比較

RGB 関数とQBColor 関数の比較を表に整理しました。

項目RGB関数QBColor関数
色数約1,677万色16色
柔軟性高い(細かい調整が可能)低い(固定色の選択のみ)
使用場面デザイン重視、細かい調整レガシー互換、簡易指定
覚えやすさ数値で調整が必要インデックスで簡単指定

色の確認とRGB値を取得できるツール
RGB値を確認したいときは、Windowsの「ペイント」やWeb上で無料提供されているカラーコードツールを使うと便利です。色を選んでRGB値を取得できます。

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RGB 関数とは

RGB 関数は、赤・緑・青の3つの成分を指定して、細かい色調整ができる関数です。

構文

RGB(red, green, blue)

  • red:0~255の値(赤の明度)
  • green:0~255の値(緑の明度)
  • blue:0~255の値(青の明度)

RGB 関数(Visual Basic for Applications リファレンス)

QBColor 関数とは

QBColor 関数は、16色のカラーコード(0~15)を使って色を指定する関数です。

構文

QBColor(color)

  • color:0~15の整数(定義済みの色)

カラーインデックス一覧

番号
0
1
2
3水色
4
5
6
7
8灰色
9明るい青
10明るい緑
11明るい水色(シアン)
12明るい赤
13明るい紫(マゼンタ)
14明るい黄
15明るい白

QBColor 関数(Visual Basic for Applications リファレンス)

おわりに

📝 まとめ

  • 色を細かく調整したいなら RGB 関数がおすすめ。
  • シンプルに色を指定したい、または古いコードとの互換性を保ちたいなら QBColor 関数が便利。
  • VBAでの色指定は、ユーザーインターフェースの視認性や操作性を向上させる重要な要素です。

VBA の RGB関数 と QBColor関数 は、どちらも色の設定を行う際に使用する関数です。どちらを使ったらよいのかわかりにくいので、比較してみました。

箇条書きで簡単にまとめてみると、次のような感じだと思います。

  • VBAでの色指定は、ユーザーインターフェースの視認性や操作性を向上させる重要な要素です
  • 色を細かく調整したいなら RGB 関数がおすすめ
  • シンプルに色を指定したい、または古いコードとの互換性を保ちたいなら QBColor 関数が簡単で便利

以上、この解説が少しでもみなさまのお役に立てたなら幸いです(^^;

VBAの関数一覧はこちらからご参照ください。

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